第30章 終結そして、新しい未来へ
あれから数年後…
桜雪は子育てと勉学を両立させて卒業して実弥と入籍した。
『改めて…初めまして!不死川桜雪です!よろしくお願いします!!』
桜雪は新任の音楽教師として鬼滅学園に赴任した。
実弥は
『なんで…数学じゃねェんだ…』
と不満を漏らしていたが桜雪は
『数学は苦手だから無理!』
と言って軽く言い争いにはなったが渋々了承してくれた。
赴任した桜雪を皆で快く受け入れた。
『そういえば…彩弥ちゃん…何歳になったの?写真ある!?見せて!!』
ウキウキしながら先日、伊黒と籍を入れた蜜璃が言った。
『9歳だよ!もうね…女の子ってレディなんだよね…〖お父さんは今はあたしのなの!〗とか言って離さなくなる時があって…ホントに困ったもんだよ~…』
桜雪はそう言ってスマホの中にある彩弥の写真を見せた。
『わぁぁぁっ!!!可愛い!!髪の毛はシルバーで顔は桜雪ちゃん似ね!!』
蜜璃は写真を見ながらキュンキュンしている。
『へぇ~…可愛いけどなぁ〜俺の子供達だって負けねぇくらい派手に可愛いぞ!!』
と言って宇髄が写真を見せてくる。
『宇髄さんのところの子達も可愛い!!』
と言って蜜璃は更にキュンキュンしている。