• テキストサイズ

死にたい鬼の想い

第26章 破局?



伊黒〖天晶は俺たちの家にいる。天晶は伝えなくて良いと言ったがどうせ、お前のことだ。探し回っているのだろう?〗

という内容のLINE。

実弥〖悪ィ…明日の夜に迎えに行く…今はアイツも俺に会いたくねェだろうし…〗

伊黒〖そうだろうな。天晶は泣いていた。なぜ、気持ちを伝えてやらなかった?お前は責任という物を分かっていない。どういう経緯でそうなったのかは知らないが、責任というのは心まで支えないと責任を果たしていることにはならないだろう?なぜ、心まで支えることが出来ないのにその行為をした?俺には理解が出来ない。〗

実弥〖分かってらァ…それくらい…LINEまでねちっこいんだよお前は…〗

伊黒〖ならば、その責任をしっかりと果たせばいい。そうすれば俺も何も言わん。〗


『はぁ~…』

実弥はとりあえず、家に帰った。

その後…実弥はスマホで色々と検索をしてみた。

『はぁ~…なるほどなァ…』

実弥は検索結果に桜雪の事をしっかり思いやれなかった自分に腹が立った。

『あ~…禁煙か…』

吸いたくなってしまったタバコのパッケージを見つめて実弥はそれをチェストテーブルに置いて布団に潜り込んだ。

やはり、禁煙しようとは思ったが無性にイライラした。

とは言いつつ…限界だと思った実弥は昔、何故か宇髄に貰ったが使っていなかったアイコスがある事に気づいた。

一緒に貰った専用のタバコのパッケージを開けてみる。

充電しないといけないことに気づき…アイコスを充電している間に…

ベランダに出てタバコに火をつけた。

そして、部屋に入ると…空になったタバコの箱をゴミ箱に捨てた。

/ 224ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp