第20章 日常生活と初任務
次の授業は日本史。
しかし…爆睡をこいてしまった男子生徒に伊黒はネチネチと言っている。
『お前は何をしに学校に来ているんだ?どうせ、夜中までゲームをしたりして夜更かししていたのだろう?なぜ、途中で切り上げないのか、なぜ、早寝早起きが出来ないのか…そういうところから日常生活が乱れて行くんだ。』
男子生徒は伊黒にネチネチと言われて縮こまって行く。
『伊黒先生…そこまでにしておきませんか?授業が進みません。』
桜雪は冷静に言った。
『そうだな。それでは授業を始める。』
生徒たちは桜雪に心の中でグッジョブ!!と思っていた。
なんだかんだで授業が終わり…
ホームルームも終わり…
桜雪は家に帰る事にしたが…
『桜雪さんっ!!』
『ん?どうしたの?』
炭治郎が声をかけてきた。
『この後…暇なら鍛錬しませんか!!』
キリッと言う感じで言う炭治郎。
『良いけど…道場は貸し切りには出来ないから外になるよ?学校の裏山に行くしかないよ?』
『はい!!伊之助と善逸も連れて行きます!!』
炭治郎は桜雪の言葉に嬉しそうに微笑んだ。