第18章 新・鬼殺隊
道場には、厳しいと言われる宇髄、実弥、煉獄が集まっていた。
まずは…呼吸が出来るかどうかを集まっていた炭治郎達含めた隊士(前世の記憶あり)をテストする事になった。
『ん〜…出来ない。』
炭治郎達や他の隊士は出来ているのに桜雪だけが出来ない。
『ぐぁあああ〜!!痛っ!!』
『そんなんで出来るわけねェだろ…』
桜雪は実弥に軽くコツンとゲンコツされた。
『今は厳しいからな…絶対に学校とかで言うなよ…』
実弥がそう言って渡してきたのはラミーというお酒の入ったチョコレート。
『うん…』
桜雪は箱を受け取ったはいいがパッケージを見たまま動かない。
『早く1個食え…』
『あのさ…酒すら飲んだことないのに大丈夫かな?天元パパがね…そういう純粋な桜雪ちゃんに育てたわけで…桜雪ちゃん…不良になっちゃうよぉぉぉぉっ?』
桜雪は宇髄の方を見て叫ぶように言った。
『誰が天元パパだっ!!変な呼び方すんなっ!!早く食って派手に呼吸使ってみろっ!!他の隊士は出来てんぞっ!!』
と宇髄に返されてしまった。
桜雪は意をけして箱を開けて1個食べた。
『おぅふ…なんだか懐かしい感覚…』
桜雪はそんなこんなで呼吸を使えるようになった。
しかし、残る課題がある。