皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第18章 俺のもんだ 【ポートガス・D・エース】
エース「おーい!ナツキ〜?どこだぁ?」
「さ、サッチ…なんで私達隠れてるの…?」
サッチ「エースの反応を見たいから。」
小声で話してる中、バレないように笑い声をあげるサッチ。白ひげ海賊団に入る前からエースは私にべったりくっついていて、エース以外の誰かが触れていたりするとすぐに寄ってきて奪い返す。
幼少期の頃からずっと一緒にいて、エースは私に気を許してくれている。それが嬉しいけれど、家族の皆としてはもっと私と喋りたいらしく、こうしてエースにバレないようにコソコソと話しているのだ。
「また見つかったら怒られるよ?私行くから…。」
サッチ「えー、俺と一緒にいるのは嫌なのかよ〜。」
「そんなこと言ってない。」
サッチ「あとでプリン作ってやるからさ!」
「!…ほんと?」
サッチ「ほんとほんと!」
「やったー!じゃあキッチン行こ!」