皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第15章 券 【青キジ(クザン)】
それから……18時を指した時計の針。
クザン「あぁぁ…終わったぁ…。」
「…本当にやりきるとは…。」
書類を確認するも、全て完璧に終わっていた。
「さすがです。この調子で明日もお願いしますね。」
クザン「え~、もう無理。」
「はぁ…。」
クザン「てことで、お約束通り…」
「!?…わっ!」
腕を掴まれ引き寄せられた。
クザン「1日独占させてね?ナツキちゃん♡」
「!…」
クザン「今が6時だろ?てことは明日の6時まで、俺のそばから離れちゃダメっつーことな?」
「で、でも…明日も書類整理しないと…」
クザン「ダメ~。」
そう言い私を抱きしめる彼。
クザン「頑張ったごほーび。ちょうだい?ん。」
目を閉じる彼。
「…なんですか…?」
クザン「何って…ちゅーは?」
「!…し、しないですよ…!/////」
クザン「え~?してよ~。」
「…っ…む、無理です…。」
クザン「なんで~?」
「し…したことないし…。」
クザン「お子ちゃまだね~。」
「そ…そんなこと…んっ…。」
唇にやわらかい感触が当たった。
クザン「口…開いて…?」
「ん…っ…ふぁ…っ…。」
舌が動いて気持ちいい……頭がふわふわする。
クザン「これが、大人のキス。続き、する?」
「っ…ばか…ですか…//////」
券 Fin