皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第14章 猫さんは追いかけられたい 【ロブ・ルッチ】
ルッチ「付いてる。」
「ん…あ…。」
親指で口の端に付いていたタレを取り、そのまま舌で舐めた。
「あ、ありがとう。」(えっち…だなぁ…。)
久しぶりに一緒にご飯を食べた。
「ねぇねぇ、寂しかった?」
ルッチ「…」
「無視かー。」
いつものことだけど。
ルッチ「……な。」
「ん?え?何?」
ルッチ「黙って食えと言った。」
「え~!なんでよ!話してた方が楽しいじゃん!」
ルッチ「黙れ。」
「…ふふっ…。」
聞こえてましたよちゃんと。
"離れるな"
猫さんは追いかけられたい Fin