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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第13章 我慢 【ドンキホーテ・ドフラミンゴ】


ドフラミンゴ「じゃあ、行ってくる。」


そう言い、私の頭を撫でて部屋を出るドフィ。


「…浮気者。」


私は知っている。彼が夜中、色んな女性を抱いていることを。朝型、3時くらいに帰ってきて、キツい香水の匂いを体にまとって帰ってくる。そのくせ、お風呂に入らないのでキツイ匂いは私にもうつる。


「…」



付き合って半年。正直、もう我慢の限界だ。ドフィの女遊びは付き合う前からだった。でも付き合った当初は全く女遊びをしなかった。なのに先月ぐらいからドフィはまた女遊びをするようになった。



ヘビー5「どうしたの?ナツキ、浮かない顔して。」

「…なんでもない。」



最近、ご飯を食べても味がしない。大切な人を独り占め出来ないのは…こんなにも辛いのか…。



「…」




今日…ドフィが帰ってきたら、しっかり話をしよう。


何時になってもいい。ちゃんと起きて、話をしよう。
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