皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第7章 お酒の力 【ポートガス・D・エース】
「…好き。」
エース「…俺も、大好きだぜ。」
「…エースの好きと…私の好きは違うもん。」
エースは自分の部屋に私を連れて行き、そのままベッドの上に座った。
エース「何がどう違うんだ?」
「…エースのこと誰にも取られたくない。」
エース「俺だってそうだ。」
「嘘。」
エース「ほんと。」
「…嘘だ。」
エース「あーもう、ホントだっつってんだろ。」
エースは私の腕を掴んで体を離すと、唇にキスをした。
エース「…こういうの…わかんねぇんだよ…////」
「!…」
真っ赤な顔をするエース。
「フフッ…大好き。」
エース「…俺も……大好きだぜ、ナツキ。」
もう1度、キスをされた。
*
その後……
サッチ「おいおい、2人とも布団掛けずに寝てる…。」
マルコ「お互い好きなのに、なんでこんなにも気づかねぇのかよい。」
サッチ「フフッ…まぁいいじゃないか、可愛い兄弟達が結ばれたんだし。」
マルコ「フフッ…良かったよい。」
お兄ちゃん達が、私達を見つめていました。
お酒の力 Fin