皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第57章 好きな理由 【ロブ・ルッチ】
彼は、冷たい人に見えて結構優しい人だった。こんな弱くて泣き虫な私にも、稽古をつけてくれたし、色んなところで気にかけてくれる。
「っ…。」(ルッチさん…っ…ルッチさん…。)
私1人がいなくなっても、彼はきっと何も思わない…。
海賊B「ダメだなぁコイツ…何も言わねぇ。」
海賊C「もういいか、やっちまおうぜ。」
海賊A「そうだなぁ…。」
海賊達は私を処分することに決めたのか、刀を持ってきた。
「…」(あぁ…ごめんなさいルッチさん…皆…。でも…秘密…居場所も…吐かなかったよ…。)