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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第55章 鬱陶しい 【ユースタス・キャプテンキッド】


*

キャプテンとの会話は、必要最低限にした。そして1週間が経った頃…。


「ひっ…!」


私は、逃げ場がなくなってしまいました…。


キッド「テメェ、なんなんだよ。この前からずっと、俺のこと避けやがって。言いてぇことがあんならはっきり言え!」


後ろは壁、前にはキャプテン。横から逃げようにも、キャプテンの腕が邪魔をしている。


「…っ…きゃ…キャプテンが…話しかけんな…って……う、鬱陶しい…って…言ってたから…です…。」

キッド「あ!?」

「っ…!鬱陶しいなら話しかけません!!以上です!失礼します!!」


しゃがんで腕を避けようとするも、今度は足が…。
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