皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第55章 鬱陶しい 【ユースタス・キャプテンキッド】
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その日から、キャプテンの方を見もしなかった。そもそも、部屋から出てくることがなかったので、顔を合わせることも少なかった。
キャプテンの改造が終わったのは2日後で…。
キッド「なっ?どうだ?」
皆に武器を見せていた。
「…」
私は大量の洗濯物を干していた。
キッド「なぁナツキ!どうだ!?」
「!…あっ…はい…かっこいいですね。」
必死の作り笑い。久しぶりに話せて嬉しいのに…苦しい…。
キッド「…?お前…なんかあったのか?」
「っ…。」(キャプテンは…覚えてないんだ…。)