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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第7章 お酒の力 【ポートガス・D・エース】


クルーA「宴だぁ~!!」

クルーB「いやっほ~い!!」



ウチの海賊団は、宴が好きだ。親父も常にお酒を飲んでいる。



「…」

エース「ん、どーした?ナツキ。」

「…いや、なんでもない。」



宴は好きだ。でも……



サッチ「ほ~ら!飲んでるか!?ナツキ!」

クルーC「お前も良い年なんだから、飲め飲め!!」



酔っ払いのクルーに絡まれるのが嫌だ…。そのため、基本的にエースの隣にいるのだけれど……彼は人気者のため、移動しまくりで、結局いつも1人…。



「マルコ…。」

マルコ「ん、どうしたんだよい。」

「…お、お酒って…どうやったら強くなるかな…?」

マルコ「ん~……やっぱり体質だよい。」

「…参考にならない…。」



マルコは1人でお酒を飲んでいたらしい。お酒を飲みながらクルーを眺めていたり、誰かが話しかけに来て、少し話してまた誰かが来て…という入れ代わりらしい。



「たくさん飲めば慣れるかな…。」

マルコ「なんでそんなに酒に強くなりたいんだよい。」

「…だって、皆飲んでるのに…私だけ弱いの…嫌だし…。」
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