皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第36章 遠距離恋愛 【サボ】
ルフィ「なぁ、ナツキは寂しくないのか?」
「……何が?」
ルフィ「サボと会えねぇの。」
「!…」
今日は雨が降っていて甲板では遊べない日。いつも鬼ごっこやら釣りやらをしている我が船長にとっては雨は天敵。退屈な1日になるだろう。
「……まぁ、仕方ないよ。サボは革命軍で私は海賊だし、お互いの生活があるから。」
ルフィ「ふぅん……俺もサボに会いてぇなぁ……。」
「…」
私とサボは遠距離恋愛中。何年か前に告白され、そういう意味の好きではなかったから振ったのだけれど「それでもいいから付き合ってくれ!!!!」と押しに押されまくり…付き合うことになった。
「ルフィがそんな心配してくれるなんて珍しいね。恋愛とか興味無いかと思ってたのに。」
ルフィ「いんや、俺もわかるぞ!会いてぇのに会えねぇのは辛いってことぐらい!」
「!…ふふっ……そうだね。」