皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第28章 香水 【サー・クロコダイル】
「あ…おかえりなさい。」
クロコダイル「…あぁ。」
ダズ「ただいま。」
マリンフォードの頂上戦争から1年が経過した。今日も色々な仕事から帰ってきた2人を屋敷で出迎える。
ダズ「じゃあ、俺は戻ります。」
ダズは頭を下げ、屋敷内にある自分の部屋へと戻っていった。
「…」
クロコダイル「ナツキ。」
「!…はいっ…。」
クロコダイル「俺ぁ…少し寝る。」
「あ、わかりました…。」
私は彼に近づき、羽織っていたロングコートを預かった。彼が眠る時、必ずこのコートを預かるようにしている。前、ハンガーにかけた時重くて床に落ちてしまった。それから預かるようにしている。
「…」(好きな匂い…。)
ふわりとかおる香水の匂い。