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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第27章 猫さんの嫉妬 【ロブ・ルッチ】


カク「……そんなこと…ないと思うが…?」

「え?」

ルッチ「少し目を離した隙に、浮気か?」

「!?…」


私は急いで起き上がり、声のする方を見上げた。


「ルッチ!」

ルッチ「…」

カク「…さてと、ワシはアイスバーグさんに話があるからちょっと行ってくるわい。」

「え!まだ手合わせの途中…!」

カク「もうええじゃろ?」


歩きながらこちらを見ずに手を振ってそう言った。


「…ルッチ…会いたかった。」

ルッチ「浮気をしていた奴のセリフとは思えんな。」

「浮気じゃないースキンシップ。」

ルッチ「…」

「…ごめんなさい。」

ルッチ「…バカが。」


彼は私を引き寄せ、抱きしめてくれた。


「!…」(ルッチの匂い…。)


私は背中に手をまわし、少し力を入れた。


「手合わせしてくれ…ってしつこく頼んでごめんね。」

ルッチ「…」

「大好きだよ、ルッチ。」

ルッチ「…黙れ。」


そう言いつつも、彼は私の頭を優しく撫でてくれた。



猫さんの嫉妬 Fin
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