皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第26章 お酒は程々に 【ロブ・ルッチ】
「…る……ち…?」
ルッチ「お目覚めですか?」
「…お酒……ほわほわする…。」
ルッチ「飲みすぎはよくありません。」
「…勝っ…た?」
ルッチ「えぇ。」
「ふふっ…凄いね。」
*(ルッチside)
「ふふっ…凄いね。」
俺の腕の中で笑った彼女を、今すぐにでも襲いたくなった。
ルッチ「…ゆっくり、休んでください。」
「…ん…。」
スリスリと俺の胸元に頭を寄せてくる彼女。彼女の存在を知ったのは、CP9に入って3年目の時だった。強いて強くもない彼女だったが、ひときわ異彩を放っていた。
ルッチ「…愛しています。」
誰にも取られたくない。俺だけのものだ。
「…好きぃ…。」
ルッチ「!…」
こうしてまた、彼女は俺の理性を壊していく…。
お酒は程々に。 Fin