皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第26章 お酒は程々に 【ロブ・ルッチ】
ルッチ「今日は俺の奢りです。」
「ほんとに…いいの?」
ルッチ「はい。」
「…じゃあ、いただきます。」
久しぶりにエニエスロビーに帰ってきた。こちらに用事があり、CP9の皆にも顔を見せた。そして2年前からなぜか懐かれているこの”猫さん”と一緒にブルーノの酒屋で食事をすることに…。
「…!」(美味しい…!)
ルッチ「…」
お肉を頬張る私を横に、ブランデーの入ったグラスを手に持つ彼。
「……あのさ、1つ質問してもいい?」
ルッチ「はい。」
「…なんでそんなに私につきまとうの?恋人でもないのに。」
ルッチ「あなたのことが好きだからです。」
「!…」
ルッチ「…ご不満ですか?」
私を試すようにニヤリと笑みを浮かべた彼。