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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第3章 キス 【キラー】


包丁をまな板の上に置き、私の方に体を向けた。



キラー「…その…キス…したら…止まらなくなると思ったんだ…。」

「…止まらなくなる…?」

キラー「…あぁ…抱きしめるだけでも…理性を保つのに精一杯なのに…キスなんてしたら…もっと君が欲しくなってしまう。」

「……だ…だから…してくれなかったんですか?」

キラー「あ、あぁ…。」



きっと、仮面の下は真っ赤だろう。



「…じゃ…じゃあ…。」



私はキラーさんを抱きしめた。



「り、理性…保たなくていいから……キス…したいです…////」

キラー「!……だ、ダメだ。」

「…嫌…ですか?」

キラー「っ……あぁ…もう…。」



キラーさんは仮面を取り、私にキスをした。



「!…」

キラー「責任、取ってもらうぞ?」

「え…わっ!?」



抱き上げられ、担がれる。連れて行かれる場所はただ1つ。



「ご、ご飯の支度は…!」

キラー「そんなの後回しだ。」

「そ、そんなのダメです!」

キラー「煽ってきたナツキが悪い。」

「え、えぇぇっ!!」




キス Fin
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