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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第21章 好意の的 【海軍】


ガープ「ナツキ、せんべい食わんか?」

センゴク「こっちに紅茶も置いてあるぞ。」

おつる「こっちにカップケーキもあるよ?」

「え、えぇ…。」


いつの間にか人だかりが出来てしまった。護衛の海兵達も戸惑っていた。


?「おい、こっちにはマフィンが置いてある。」

?「ちょっ…ちょっとスモーカーさん!?」

「!…マフィン?」


私は皆の輪を抜け出して声が聞こえた方へ。



スモーカー「…ほらよ。」

「!…ありがとうございます!…あっ…。」



そこにはさっき、葉巻を咥えていた人と、そばにいた女性がいた。



スモーカー「俺はスモーカーだ。」

たしぎ「あっ、え、えっと…たしぎと申します!!」


ぺこりとお辞儀をされ、私も思わずお辞儀をし返した。


スモーカー「マフィン、好きなのか?」

「!…好きです。ケーキも好きですけど。」


私は微笑み、彼にそう伝えた。



スモーカー「っ……そ、そうかよ。じゃあな。」

「…?は、はい、また…。」

たしぎ「し、失礼します!」

「はい…。」(スモーカーさん、耳赤かったような…。)

クザン「ちょっと〜また浮気?」

「!…クザンさん。」

ボルサリーノ「そっか〜、マフィン好きだったよね〜。」

「…」(また人だかりが…。)


でも、前来たパーティーに比べたら、全然楽しかった。これなら、また来年のパーティーも来ても良いかもしれない…。



好意の的 Fin


リクエスト頂いた作品です。こんな感じで良かったでしょうか!?
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