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コーヒータイム【五条悟】※修正有

第1章 1


小さい頃、私は自分の事をお姫様だと思ってた。



歌えば動物たちが私の周りに集まって

小鳥は私の指にとまり、一緒に囀り

私の歌声を聴いて、王子様が現れて

恋に落ちて結婚する。


いつか王子様が私を迎えにきてくれる。

ずっとそうだと信じてた。
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ある日、気が付くの。

私はお姫様じゃなくて、お姫様と王子様が結婚して幸せに踊るのを囲って見てるモブのうちの1人。

背景だってこと。
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