第3章 火をつけたのは…
ふぁっんっ…はぁっぁっあっ!
、ここが良いんだろ?
派手にイッちまえ。
着物の帯は解かれ、産まれたままの姿ではただ喘ぎ声を上げていた。店内には宇髄との2人きり。ピチャピチャと卑猥な水音だけが響く。
テーブルに乱暴に寝かされ、宇髄により脚を開かされ、
それまでの愛撫により濡れそぼった秘部を宇髄の手で触れられる。
中指を蜜壺へと沈め、秘蕾を舌で転がされると、
そのあまりの気持ちよさには呆気なく達してしまった。
はあっはあっはあっ…んっぁぅっ…
余韻に浸るように身体の震えに合わせ喘いでいた。
頭に霞がかかったようにぼんやりとして、思考が回らない。
目を閉じたまま快感に耐えるの秘部に、
先程とは違う、何かが当てられた。
はその瞬間、
閉じていた瞳を大きく開き、自身の下腹部に目をやる。
秘部の入り口には、宇髄のモノが当てられていた。
は力を振り絞り、腰を捻った。
お、お願い…!それだけは…!
本当に、もう、やめて…!
首を左右に振りながら懇願する。
宇髄はそんなの頬に唇を寄せ、涙を舐めとった。
そんな、泣くな。
痛い思いはさせねぇから…
そう言うと、改めての脚を大きく開く。
あぁ、もう、ダメだ…
は無意識のうちに声を発していた。
煉獄…さん…っ
ー…
スタスタスタッ
闇に包まれ静まり返った街を
炎柱の煉獄杏寿郎が1人歩いていた。
鬼を討伐し、任務を終えたところである。
比較的早く終えた為、今から屋敷に帰ると眠りについているであろう弟を起こしてしまうことになる。
弟の千寿郎は兄が帰ると必ず自分がご飯や風呂やらの支度をするといってきかないのだ。そんな健気な弟が可愛くてしかたないが、夜はしっかりと休んでほしい。
たまに隊士達と向かう小料理屋へと自然と足が向かう。
の飯はうまいからな、
今日は揚げ出しと、塩鯖も悪くないな…
何を頼もうかと思案しながら店の前に着いた。
扉に手を掛けると何故か鍵がかかっていた。
明かりは漏れているが…
不思議に思い再度戸を引こうとすると、
中から話し声がした。