第2章 炎柱 お仕置き
ふぁっ…ぁんっ…!
煉獄…さん…っ!
…杏寿郎。
えっ…?
杏寿郎と、呼んでくれないか?
君に、そう呼ばれたかったんだ。
……杏寿郎…さん…。
は少し小さな声で、煉獄の下の名を口にした。
っ!
に名を呼ばれ、煉獄は少しだけ顔を赤く染め、口を手で覆った。
っ…まいったな。
君に名を呼ばれるのが、
これ程嬉しいとは…。
照れて顔を隠そうとする様子が、なんだか可愛らしく思えて、は思わず声を上げて笑ってしまった。
ふふっ、
杏寿郎さんこそ、可愛らしいです…。
むぅ。
口を尖らせて杏寿郎がを見る。
すいません…っでも、
可愛らしい杏寿郎さんも、好きです。
っ…!君は…ほんとに。
あんまり、煽ってくれるな。
手加減できなくなる…。
杏寿郎はそう言うとの秘部へと手を移す。
濡れそぼったソコに指を潜ませると、待っていたかのように飲み込んでいく。
っあぁっ…ふぅっん…
びくびくと身体を震わせる。
…痛いか?
杏寿郎の言葉に首を横に振って答える。
杏寿郎はそれを見て指をゆっくりと動かす。
少しずつ中が柔らかくなっていき、指を一本増やして指の動きを加速させていく。
の口からは、甘い声が絶える事なく漏れ続け、それを聞いていると杏寿郎は酔ってしまったかのように思考を奪われていった。
もう今はこの瞬間の事しか考えられない。
右手の動きを更に加速させ、
左手の親指の腹を秘部の敏感な蕾に当て、優しく押し潰すように刺激する。
は一際大きな喘ぎ声を上げた。
っ!あっあっ…あぁっんっ…!!
杏、寿郎…さんっ…!わ、私…もうっ…!
…そのまま、感じていろ。
あっはぁ…ぁっんっ…ぁぁあ!!
杏寿郎の余裕のない鋭い視線を感じながら、
は二度目の絶頂を迎えた。