第3章 日常
紅丸「何が太陽神だくだらねぇ」
紅丸が心底興味無いと低い声をあげた
グスタフ「紅丸新門!!貴様無礼がすぎるぞ!」
第二の大隊長が立ち上がり
第七に向かって怒鳴り声を上げた
グスタフ「このグスタフ本田の制裁を受ける前に皇王に詫びた前!」
紅丸「うるせぇ"本田グスタフ"。俺の名前は"新門紅丸だ"!」
火代子「原国式の呼び名…」
Dr.「原国主義者か...」
周りのものがいっせいにこちらに注目した
「まぁまぁ、紅丸。内容がつまんないって分かったから帰ろーよー!」
紅丸「あぁ。」
ゆっくりと立ち上る
紅丸「俺たちは元々自警団の馬鹿共の集まりだ。」
紺炉も静かに立ち上がった
紅丸「皇国と太陽神に忠誠を誓った覚えはねぇ。」
「そーゆーこと!こっちは好きにやるの!じゃあ、バーイバーイ!」
グスタフ「待たぬか!!!」
ラフルス「よしなさい!」
その後の会話は扉に阻まれ聞こえなくなった
「うー!つまんなーい!」
紺炉「まぁまぁ、この後はが望んだように皇国の菓子や服を見て回るから、大人しくな?」
「そんな子供じゃ...!」
何かに気づく
「ごめん!トイレ行ってくるー!」
紅丸「なんだぁ?そんなに便所我慢してたのか。」
紺炉「間に合うといいですねぇ」
路地裏にて
「ジョーカー!!!」
彼の姿を見つけた途端飛びついた
J「ぐはっ......元気がいいのは分かるが、あんまり急に飛びつくんじゃねぇーよ。」
「えへへ、ごめんね!」
J「"昔"より全然元気そうじゃないの」
「うん!とっても元気だし幸せだよ!」
J「その喋り方なおさないのか?」
「......この喋り方じゃなければ彼らの前で普通でいられないわ。分かって、ジョーカー。」
J「別に俺は構わねぇよ。どんな喋り方でも...このいいケツは変わんねぇな?」
「ちょっとー!セクハラだよ!」
本気で押しのけようとはしない
「リヒトは元気にしてるー?」
J「まぁ、それなりだな。相変わらずパソコンがお友達状態だ。」
「そっか。ジョーカーは?」
J「ご覧の通り、って言えばいいか?」
「まぁ、今でも私のお尻触り続けてるもんね!」
恋人同士のようにくっつき
路地裏でしばらく会話を続けた