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第3章 日常


東京皇国にて

「へぇ〜、ここが皇国かぁ!」

紅丸「おい、あんまりウロチョロすんなよ」

「しないよ!!もう子供じゃないもん!」

紅丸「……(その言動で言うか?)」

紺炉「若……そろそろ着きますぜ」

紅丸「あぁ、、はぁー。めんどくせぇな」

紺炉「今更ですよ。腹括りましょう」

紅丸「わかってる」

「楽しみだねぇー!」


会議場では既に大隊長が集まっていた
それぞれに会話はなく、静かで重い空気が流れていた

「……ねぇねぇ、紅丸(小声)」

紅丸「なんだ?」

「紅丸が行きたがらなかった理由、少し分かるかも……」

紅丸「だろ」

紺炉「少し話すだけって言ってましたから、きっとすぐ帰れる……と思います」

そんな会話を小声でする第七に視線を送る人物がいた
第八の森羅日下部だ

森羅「あれが最強の消防官と言われる第七の大隊長か……」

緊張しているが、顔は挑発的な笑顔だった

紅丸「ん?……何笑ってやがるクソガキ」

紺炉「若」

「紅丸ダメだよー!」

紅丸「チッ……」

森羅「桜備大隊長……あの女性は?」

桜備「あぁ、あの方は大隊長補佐のさんだ。第七で唯一の女性でとてもお強いらしい」

森羅「へぇー……(綺麗な人だな)」

「んー?(ニコッ)」

森羅「……!!??///」



大隊長会議が始まった時
何事もなく早く終わるようにと
森羅に笑いかけると
その後ろで森羅を睨みつける紅丸をみながら
紺炉は願っていた
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