第1章 理想のペアVSはるか博士の発明品
トレーニングルームにあるマシーンを、理想のペアとチェストプレスたちの被害に遭った徳川は恐怖でしばらく使用が出来なくなったときがありました。
それでも、時が解決し、柘植コーチのサーキットトレーニングでトレーニングルームを使う機会があり、理想のペアと徳川はマシーンの使用が平気になっていったのでした。
「まだチェストプレスを使うとき緊張するが、もう平気だな」
徳川は齋藤コーチが買い換えた今度こそ大丈夫なチェストプレスを普通に使っていました。
理想のペアも徳川の近くのチェストプレスを普通に使用出来るようになり、トレーニングを競い合うところです。
「キテレツ、どっちが回数多く腕と胸の筋肉を鍛えられるかチェストプレスを使って勝負しようぜぃ」
「いいでしょう。ア~ナタガ、マ~ケタラ……」
「わー、それ、やめろーい」
チェストプレスAとBと試合したときのことを思い出し、顔を真っ赤にする丸井と、
「ふっ」
そんな丸井に微笑していた木手だったのでした。
トレーニングルームは賑やかな声に包まれていきました。
~終わり~