第12章 ヒメハジメ[色シリーズ番外編]
『煉獄家代々の作り方があってな!』
そうなんだぁー!と未だに感動していると昼餉になる事を思い出した。
『ご飯が冷めてしまうので、早く戻りましょう?』
2人は雪を払い中に入ってくる。
『夜は此処で鍋でもしようか、杏寿郎達が小さい頃良くやったなぁ』
『そうですね、母上も楽しそうにしていたのを今でも良く覚えて居ます。』
家族の思い出がまた今夜新たな家族と出来るのだと思うと笑みが溢れる。
その日の夕餉は子供達もそうだが、千寿郎くんも杏寿郎さんもお義父様もすごく楽しそうに過ごした。
初めてのかまくら湯気で溶けてしまったらと
ドキドキしたが中は不思議と暖かく初めての体験に私も楽しかった。
夜も更けて子供達は疲れていたのか年を越す前に寝てしまった。
今日は鎹鴉も来て居ないので任務には出なくて良さそうだ。
『憂、今夜はゆっくり過ごせそうだな。1年の最後だからしっかり愛してやら無いとな』
『///いつもと同じじゃない///』
横抱きにされ寝室まで運ばれる。
いつの間にか用意されて居た布団にちり紙、ゴミ入れ用意周到なのを見て最初から抱く気満々だった事か分かる。
今年も皆んな息災で過ごせたのも旦那様のお陰なので私も精一杯ご奉仕しようと思う。
『私も、杏寿郎さんにご奉仕させてください。』
そう言って胸元を少し後ろに押す。
『積極的だな、よかった君も同じ気持ちで、だが無理はしないでくれ、』
そっと頭を撫でる、脚の間に収まる憂の表情を垣間見る為に髪を耳に掛けて頭をなでる、
『///もぅこんなに大きくなっていたのですね、///っ』
竿に口付けるとビクっと動く、舌を下から上に這わせチロチロと舐める
『(っ///熱い気持ちいいかな?)』
盗み見ると目があって、頬を撫でられる
『気持ちいいぞ、だが少し焦ったいな、含んではくれないのか?』
眉を下げて色っぽく囁く
じゅぽ、じゅぽっと音を立てて杏寿郎のモノに刺激を与える。
足りない部分は手で扱いていく
『っ、はっ、憂、とてもいい、っ出そうだっ、』
掠れた声を聞き強めに吸い付く、吐精を促す様に上下に動かすスピードをあげる。
頭を抱えられるとビクンと身体を揺らしその後すぐ口の中に広がる液を少しずつ飲み下していく。
一回の量が濃く多い。