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貴方の色に染めて[鬼滅]

第1章 嫉妬の色は何色ですか?


『すまない、憂の事を考えていたとは言え油断していた事は反省する。もう二度と君にそんな顔をさせないと約束する。
それではダメか?』
私の両手を握りその手に口付けた
『ダメ、じゃないよ、私うまくわがまま言えないし、
そのくせ、っすぐっ、拗ねちゃうし、杏寿郎ともっといっしょ
に、っいたいっのにぃー』
『よもや、よもやだ、憂のわがままなんか愛いものだぞ!
なぁ!宇髄!』
『ド派手にわがまま言って煉獄を困らせてみろ!憂!』
今の私は酔っている。酒に弱いのに酒癖悪いのに
次の日忘れてる事も多いのに
なんでこんな事言ったのだろう。
『…ぃ。』
『ん?もう一回言ってもらえるか?』
『杏寿郎とひとつになりたい‼︎‼︎って、言ったの///』
(酒で)潤んだ瞳と(酒で)うっすら紅く染る頬と小さな唇で
見つめられ、それを見てしまった2人も頬を染めてしまっていた。
ぐいっと杏寿郎に抱きすくめられて
周りに顔を見せない様にしていた。
『宇髄!君は何も見てない!そうだろ!こんな愛い憂の顔は他の、宇髄ですら見せたくはない!
今日は助かった!もう大丈夫だ!あとは任せくれ!!!』
一息で喋ると憂を抱き上げていた。
『ぁー、アレだ、。まぁ、そう言うことにしといてやる。
あんまり憂いじめんなよ。』
『…善処しよう。ではまたな!』

家まで憂を抱き上げて走る、憂の家はここからすぐの所にある
小さいながらも綺麗にしていて可愛らしく整った部屋だ。

そっと地面に下ろしてやると
手を引かれて部屋に上がる。
どちらかとも無く接吻をし
角度を何度も変えならが
ちゅっと音をたてて離れてはゆっくりと近づく
憂の唇をぺろっと舐めてから
ハムッと甘噛みをしてみたり舌で唇をつつくと僅かに空いた隙間に舌を捻じ込む
『っん、はぁ、』
苦しそうな声に加虐心が加わり頭を押さえて逃げられないように
噛み付く様な深い接吻をしていく
最初は逃げていた小さな舌もすぐに絡めて求めてくる物だから
(たまらなく、愛おしい)
『ぷはっ、、はぁ、はぁ、きょ、じゅろ、もっと気持ちい接吻して?』
『っ、君は、そんな事誰に教わったんだ。っ、覚悟しておくんだな。』
『杏寿郎が、教えてくれたんだよっ他になんて居ないからっっ!んっ、ぁっ!』

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