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貴方の色に染めて[鬼滅]

第23章 藤の華に揺れる〜❶〜


憂が去った後の部屋は静かになった。

『…この空気どうすんだぁ?冨岡は憂と一夜を共にしたとか言いやがるし』

『冨岡、どう言う事だ?』

『…共に寝た。なので俺には責任を取る必要がある。』

『ヤっちまったら、男として責任取るのは大事だよなぁ、』

『俺はやっ『冨岡、君の事は良く分からないとは常々思って居たが、そんな奴だったとは。見損なった。』

ガタンと音を立て怒りの色を纏わせている煉獄が部屋を出ていく。


『…何故あんなに怒るのだ?俺はやっていないと言いたかった。』

『え?お前憂とヤってないのか?』

『宇髄の言うソレが情事ならば致して無い。』

『そう言う大事な事はちゃんと言え!寝たとか責任取るとか紛らわしい事を言うな!…煉獄のやつ今は何を言っても聞いて貰えねぇぞ。』








ガタンと背後で物音がして、急いで涙を拭く、振り返ると杏寿郎が立っていた

『杏寿郎様?どうしたのですか?何かご…んっ⁉︎』

両腕を捕らえられ口付けられる、荒々しい行動に思考が追いつかない、話し掛けようと開けた隙間に舌が入ってくる。

『んー!!っ!(息が…)』

ガクンと崩れ落ちそうになる身体を抱き寄せる。
ハァハァと涙を流しながら呼吸を整える姿を見てその姿でさえ愛おしく感じた。
大事にしたいのに、誰かの物になるのは許せなかった。

『杏寿郎様っ、どうしてこんな事っ…』

『憂は冨岡の事が好きなのか?…俺が先に君を見つけたのに、(こんな事なら最初から奪ってしまえば良かった。)』

黒い感情が胸中を埋めつくしていく、

『杏寿郎様、私が好いているのは、、んんっー!っは、きいてっくださいっ!きゃぁ!ダメですっ…』

胸元から手を滑らせて中に侵入した手は着物を肩から滑らせいとも簡単に脱がされてしまった。
顕になる首筋に吸い付くと、鎖骨、胸へと口付けを落としながら
手は膨らみを揉みしだき、先端を摘む

『んっ!!!あんっ、やだ……んっ』

熱い舌の感触にゾクゾクしてしまう。きゅんと下腹部が疼く

『俺にも可愛く鳴いてくれ、憂、』

帯を緩めて床に落とすと前が開けて霰もない姿にされてしまう
太腿を撫であげられビクつく脚の間に割り込むと割れ目に指を擦り付けるとトロリと透明な愛液が絡みつく
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