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貴方の色に染めて[鬼滅]

第22章 ヒメゴト⑥[バレンタイン]


?マークを浮かべる頭をくしゃりと撫でて宇髄さんが帰って行った。
杏寿郎も外まで出ていき1人で残りを食べていた。

身体がぽかぽかしてきた、なんだか気分が良かった、


『憂、まだ食べて……!顔が赤いぞ?風邪か?』

『ん、杏寿郎〜やっと抱きしめられる〜!』

ぎゅっと抱きしめ頬にちゅーっとキスをする。
『む、酒の香り、、憂間違って酒入りを食べたな、まったく、具合は悪く無さそうだが部屋に行こうな、』

『このまま抱っこしてって〜!杏寿郎だいすき〜!!』

スリスリと猫の様に擦り付いてくるいつもより熱い頬

『暴れるな、落ちてしまうぞ、』

『憂!しっかり抱き着いてます!!』

ぎゅむっと胸を押し付けるように抱き着くと上から
『よも、』
っと声がした。

私の部屋に行くかと思いきや杏寿郎の部屋に着き、そっとベットに降ろされる、
ちゅっと音をたてキスをされ、杏寿郎が服を着替え始めていた

『杏寿郎、私チョコ作ったの、受け取ってくれる??』

上を脱いだタイミングで声を掛ければ裸のまま振り返る

『受け取らない理由が無いな!』

『はい、これ、』

リップにリボンが付いた物を手の上に置く。

『む?口紅は流石に付けないぞ??』

『これね、チョコで出来てるの!貸してね?こうして、』

自分の唇に押し当てじわりと溶け始めるチョコを塗る、
『杏寿郎、私を食べて?…なんてね、っ!』

がぷりと杏寿郎に押し倒さられ唇を舐められ、舌が口内に入ってくる
チョコの味が広がり甘くなる
『っ、たっぷりと憂をいただくとするかな、貸してごらん、塗ってあげよう、』

杏寿郎に塗って貰うなんてドキドキしながら顔を見つめていた

『っ、杏寿郎、早くっ、!んんっ、あっ、』
くちゅりと音を鳴らして絡めとり舐めあげる。
何かを思いついたかの様に服を脱がして行く。
呆気なく生まれたままの姿にされてしまう。

ほろ酔い心地でポヤーとしている憂を見て、少しだけ悪戯心が芽を出してしまった。

チョコをツンと尖った先に塗り付ける。

『んっ、何、?っ食べ物でそんな事っあっ!』

ちゅうっと吸われてコロコロと舐められる。

『ちゃんと、美味しくいただくから安心するといい』

目を細めて笑う顔にきゅんとしてしまった。
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