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貴方の色に染めて[鬼滅]

第19章 ヒメゴト⑤[女の子の日]


翌朝、腰が重くて痛かった。
お腹もジクジク痛む。
薬に頼るのは最終的にしておいて、温かいルームウェアに身を包みこむ。
何本かDVDを持ってきた杏寿郎を迎え入れ、脚の間に座り込む。
すっぽりと収まる私のお腹に手を回して抱きしめる。
無意識なのかお腹をさすってくる。その手が上に上がってきてぎゅむっと胸を掴む

『っ!胸は痛いから触っちゃだめ?』

『むう、そうか、つい癖でな、すまない』

いつも2人きりだとイチャイチャから始まるから今日も無意識にやって居たのだろう。

『生理終わらないと出来ないもんね、杏寿郎は我慢出来る?』

首を傾げて振り向き見上げると、ちゅうっと唇を吸われた。
そして色気のある笑顔で頬を撫でられる

『憂の身体目当てじゃないからな、心も大事にしている。愛し合う行為だけがスキンシップでは無いからな、』

『イケメン過ぎて倒れそう。』
眩しい物に当てられたようにぎゅっと目を瞑る

『それに終わってから沢山愛させてもらう!』

『私の感動を返して、、』

嘘だと笑って唇を寄せる
偶には穏やかな休日もいいなと思っていた。

『!っんっ、ちょ、んぅ』

杏寿郎の舌が侵入してくる、くちゅりと音を立てて、わざと吸ってきたり、唾液を送り込まれる。
腰の辺りには硬く主張をし始めていた。

(杏寿郎の太いし長いし顎疲れるんだよなぁ)

『っ、考え事とは余裕があるな、憂』

『‼︎っちがっ!んん--!!』

上顎を舐められ、ぐっと深く舌を入れられる。
思わずその舌に吸い付くとゆっくりとストロークされてしまう。
目を開けるとギラついた瞳と目が合い頬を染める。

ちゅぽっと舌が離れていく。

『憂どこで覚えてきたんだ?悪い子だな、』

私の初めても全部アナタに仕込まれたんですと心の中で思う。
ソファーから降りて向かい合う形で座り込むと、
杏寿郎の股が目の前にくる

そっと手を這わせ上目遣いに見上げ

『っお口でする?』

っと聞いてみる。

『よもや、憂はエッチな子だな、』

満更でも無い顔で髪を撫でる。

(自分でそうさせてる癖に、もう、、!!そうだ、)
小さなイタズラ心が芽を出した。
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