第18章 アナタの心を知りたくて
煉獄は家でTVを見ていた。何故か宇髄も一緒だった。
『何故君が家に来る必要がある?』
『煉獄が料理なんか出来る訳無いし憂が居なくて寂しいと思ってさ、お、作り置きいっぱいあるな!肉あるじゃん!焼いてやるぞ!あとは、』
冷蔵庫の表を見て着々と準備をしてる宇髄。
『ありがとう!だが、今は…』
『とりあえず飲もうぜ!買って来た!』
『泊まるつもりか?まぁいいが。』
缶のまま口を付ける。料理が出来るまでTVを付けるとNEWSがやっていた
温めるだけの物だったので皿を持った宇髄が座る
『うまい!憂のご飯はうまい!』
『!味がしっかり入ってて美味いな!』
〜続いては、あの人気ブランドから新作発表がありました。〜
『へぇー、このブランド久々にだしたなぁ、』
『宇髄は派手だから何でも知ってるな、』
『世界的に有名だが、煉獄にはまだは、!!!』
『憂!』
TVの中では憂が映っていた。ウエディングドレス姿で隣に知らない男と腕を組み
『煉獄!ビール潰れてる!溢れてる!大丈夫だ!結婚じゃねえ!』
ぐしゃりと指の形に変形しボタボタと垂れる中身
『すまない、取り乱した。憂綺麗だな、きっと今まで以上に忙しくなるのだな、』
『そうだな、帰って来たら祝ってやらねえとな。』
その日からネットでも話題になっていた。
『うむ!彼女の夢が叶うんだ、応援してやらねばな‼︎宇髄!乾杯だ!はっはっは!』
空元気になった煉獄を見た不安にしかならなかった。
『煉獄、間違っても変な選択するんじゃねーぞ。』
『俺はいつでも憂の事を考えている!案ずるな!』
『そうだな、お前はそう言う奴だな、』
2人は夜遅くまで飲み明かした