第18章 アナタの心を知りたくて
ペンとノートを捲る音コーヒーの香りと本の匂い。
『(カッコいい横顔だなぁ〜、ずっと見てられる)ァチッ』
『火傷したか?そこの冷蔵庫にミルクがあるぞ、』
『お言葉に甘えて、杏寿郎先生は入れますか?ミルク?』
『いや、今はブラックで大丈夫だ。…憂そんなに見つめられると穴が空いてしまうんだが、』
『んー?だって、真剣な煉獄先生がとっても素敵なんだもん!写メも撮った!!』
『油断も隙もないな。昼はどうするんだ?』
『お弁当持ってきた!んだけど、一緒に食べれるかな?』
『そうだな、宇髄も呼んで食べようか、』
『うん!中身一緒だから交換できないね、』
『君は何の心配をしているんだ、』
チャイムがなり中扉から宇髄がやってきた。
『イチャコラしてなかったな、憂次の時間からよろしくな!』
『煉獄先生は真面目なんです〜!じゃあ行ってきます。』
『行ってらっしゃい。宇髄頼んだからな、』
『へいへい。派手に任せとけ〜』
宇髄くんの授業は凄かった。
熱心な子は熱心だし、宇髄くん目当ての子も居たけどしっかり授業受けていた。
絵の具などの匂いがしてここも懐かしい気持ちにさせてくれた。
あっという間に昼になった。
撮影とは違って動けないからバキバキいってる。
生徒達と写真を撮ったりファンサして居ると
杏寿郎によばれる
『まだ話していたのか、みんな昼休憩が終わってしまうぞ?』
『あ、本当、またあとでね?』
『凄い人気があるんだな。高校生までも知ってるとは、』
『ふふ、あなたの彼女は実は凄いのよ?笑』