第18章 アナタの心を知りたくて
『そうだな、俺も幸せだと思う。憂ありがとう。』
『っ///瑠火さんからも宜しく言われているし、私なんてまだまだだから、』
『憂ちゃんは、ツンデレなのかな?』
『うるさいっ!宇髄くんは、パンばっかりで足りるの?』
『んー、まぁそんな食う必要ねぇからな、』
『それなら明日から3日間作ってこようか?一緒に食べれるならお重にするし』
『いいアイディアだな!憂!宇髄の偏食には俺も思う所があった!』
『似た物どうしだな!それなら頼むわ!』
昼食も終わり午後の授業、静かな教室で生徒達の視線を浴びる。
(宇髄くんも描いてる。あとで見せてもらおう。ねむくなっちゃう)
眠気と戦いながらやっと授業が終わり
今は杏寿郎の帰り支度を待っている。
1人きりの夕暮れの準備室はなんだか不思議な空間だった。
『まだかなぁ、机の中見ちゃおうかな〜。おっ!没収BOXあるのか、今の子達は何を没収されてるのかな〜?雑誌に漫画におっ?ラブレター、、、って宛名が杏寿郎宛じゃん。やっぱりモテるんだなぁ〜。カッコいいもんね、分かるよー、』
ガラッ
『何が分かるんだ? 待たせたな憂、いい子に待っていたか?』
『んー、杏寿郎宛のラブレターを発見したの、読まないの??』
『その必要は無い。貰った時に断って居るからな、』
『…そっか、(ヤキモチ妬く必要無いよね)はやく帰ろう?』
ご機嫌になった憂に手を引かれ車まで行く。
車に乗りこみ杏寿郎に口付ける。
外でのスキンシップが今まで無かったので変な声が出てしまう
『ん"ん"っ?!よもや、誘っているのか?』
『杏寿郎先生、だーいすき♡』
『よも、今夜は課外授業だな。』
なんだか変なスイッチを押してしまったようだ。