• テキストサイズ

永遠の恋〜⁂番外編⁂【イケメン戦国】

第14章 朝までずっと



「行くぞ、秀吉。さっさと付いて来い」

「ええぇ…お待ち下さい、御館様!色々とお聞きしたいことが…」

「知らん」

「そんなぁ……」


慌ただしく去っていく二人の足音を聞きながら、ようやく出られる解放感にホッと息を吐く。

開け放たれた引き戸から射し込む、眩しいばかりの朝の光が、長い長い一夜が終わり、明るい朝を迎えたことを実感させる。


長くて……激しく熱い夜

愛しい人の熱に溺れ、あられもなく乱れた甘い夜



冷えた冬の朝の澄んだ空気を頬に感じながらも、着物の下の私の肌は、信長様の残していった熱でいつまでも火照ったままだった。




/ 424ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp