第3章 弐 自分の未来
『正直に…か』
やっぱり、鬼殺隊に入りたい
この六年間、その想いは変わらなかった
私ももう十六、世間では嫁ぐ人もいる年齢だ
自分の事は自分で決めなければならない
でも断られたらどうしよう…
そうだと倉庫にある護身用の刀を取り、新しい型の完成度を確かめた
こう言う時には自分を磨くに限る
それが自分の自信に繋がり、父に伝える後押しになるからだ
何度も何度も身体に叩き込み、結局一時間程行ってしまった
よし、と心を決め片付けをした後、道場を出た
帰る途中、いつもと違う気配がした
それは自分の家からだった
穴持たずの熊でも出たのだろうか?
私は急いで帰った