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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第7章 睦 柱







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(雪梛様……御体に障りますのでお部屋へお戻りください……)

(嫌よ、私は兄上の側に居たいの)

(ですが、雪梛様に何かあればお館様も更に気を病んでしまわれます)

(お布団を横に並べて、それなら良いでしょう?)

(ゴホゴホッ…)

(兄上!休んでて。もうすぐ先生がいらっしゃるから…)

(お前も休め…)

(私は大丈夫、兄上の事が心配なの…)

(…いつも泣かせてすまない……)

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また違う夢を見た、深く永い夢に思えた

頬に手をやると相変わらず目から涙が溢れていた

私は雪梛と呼ばれていた

そして黒い巻き髪の男は兄だった

顔は見えないがとても苦しそうにしていた

他に使用人のような者もいた、私達は役人か何かだったのだろうか…

鬼を斬った当初、鬼に勧誘される夢とは違うものを見ていたが、いずれも核心的な夢ではなかった

先日は下弦の鬼を斬った

夢を見る条件はやはり鬼なのだろうか?

私は布団を片付け、朝餉前の打ち込みをするため庭へ出た

ここはお館様が柱となってからくれた私のお屋敷だ

とても一人で使える大きさではなかった

使いの者を手配すると言われたが基本一人で出来るし、何より居心地が悪くなりそうなので断った

柱とはなんとも贅沢だと思った

『ふぅ。気持ちいい……』

春の終わりを告げる風が汗をかいた身体に心地よく吹いた




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