第5章 肆 最終選別
『鱗滝さん!』
帰ってきたんだ。私は嬉しくなり走り出した
「っ!、よく戻った」
そう言って抱き締めてくれた
お面をしてても私には分かる
鱗滝さんは泣いてた
『ふふ、ただいま帰りました』
「あぁ、おかえり」
鱗滝さんは私の頭を撫でてくれた
「怪我はないか」
『もちろんです。常に水のような心でいました』
「そうか……流石だな」
死に物狂いでも数年かか修行をは二ヶ月で終えた
まさに鬼を討つために生まれてきた子だと悟った
この子は鬼殺隊の希望の光に見えた
翌日、自分の家に戻った
家族にどうしても伝えたかった
二ヶ月もの間自分の家に帰らない事はなかった
久しぶりの家はあの日から何も変わらない
埋葬した家族の前で手を合わせる
『お父さん、お母さん、鬼殺隊に入ったよ。これで私も二人の後輩だね。これからもっと強くなって鬼がいない世の中にするね…。
勇紀、私もいつかそっちに行くから…その時はまたたくさん甘えてね』
次はいつ戻ってこれるか分からない
しばらく家族との想いの丈を呟いでいた