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わたしは、この日のために【鬼滅の刃】
第7章 最終選別
『行って参ります。』
「うむ!胸を張って、行ってこい!」
「愛さん、お気をつけて」
杏寿郎、千寿郎に見送られ、愛は出立した。
杏寿郎から受け取った羽織りをギュッと握り、駆け出す。
「兄上、愛さん、帰ってきますよね」
「あぁ、あれは強い。必ず、帰ってくる」
わたしには帰る場所がある。
信じて待ってくれている人がいる。
その思いだけで、強くなれる!
愛は笑顔で最終選別の地へと駆ける。
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