第3章 柱合会議
宇:「おいおい、なんで柱合会議にこんな派手に可愛い子が来てるんだ?」
甘:「とっても可愛い子達だわ!きゅんきゅんしちゃう♡」
伊:「鬼殺隊でもなんでもないものが柱合会議にいるなんてどういうことだ。たとえ煉獄を騙せたとしても俺は信じない。信用しない。」
冨:「...」
悲:「あぁ、ついに鬼殺隊でもないものが鬼を殺さなければならなくなってしまったのか…可哀想に…南無阿弥陀仏」
時:「誰?服からして鬼殺隊では無さそう、まあどうせすぐ忘れるからいいけど」
不:「あァ?おぃ、煉獄よォ、一体なんだって普通の女を2人も連れてきやがったんだァ?」
胡:「まぁ、皆さんいいではないですか。私は2人に直接話をお聞きしたいです。なぜ、ここにあなた方はいらっしゃるんですか?」
それぞれが疑問を口にした。
:「初めまして。私はと申します。拠点を移動させながら医者をやっております。こちらは弟子の怜です。」
怜:「…はじめまして。」
:「なぜ私達がこちらに連れてこられたのかは存じ上げません。それと私もお伺いしたいのですが、鬼殺隊とは、鬼とは、なんのことでしょうか…?」
怪訝そうな顔をしては言った。
杏:「みんな!俺はお館様の命で2人をここへ連れてきた!だからそんなに疑わしい目を向けるな!そして、少女!今宇髄たちが言ったことも、ここに連れて来られたことも、お館様から説明があるだろう!」
:「分かりました。」
胡:「そうだったのですね。では、お二人が何も知らないのは無理ないですね。さんと言いましたか。お館様がいらした際には平伏してくださいね」
怜:「…っ!ちょっ…」
:「かしこまりました。」
怜は先生に向かって平伏せなどと言ってきた胡蝶に腹が立ったのだ。言い返そうとした時、に腕を掴まれて首を振られた。それはやめろという合図だった。
その時一斉に先程たちに話しかけてきた者たちが膝をついた。
お館様が来たのだ。
慌ててと怜も平伏す。