第9章 父親
千:「街でそんなことが…。」
怜:「その人たち許せません!」
千寿郎と怜がお茶を出しながら言う。
:「私が弁解しておいたから大丈夫よ。」
杏:「達がどんな思いで日頃から人に向き合っているのかよく分かった!して…
不死川と遊まで何故ここにいる!」
煉獄邸に帰っては来たものの、なぜか不死川と遊まで家の中に上がっていた。
遊:「あぁ、なんか、成り行きで?」
不:「俺もそんな感じだなァ」
遊:「はここでみんなで過ごしてるんだな。場所は覚えたから何かあればいつでも来れるな!」
:「遊、あの、他の人には煉獄さんの家は絶対言わないで欲しいの。」
遊:「ん?あぁ、わかったよ。」
杏:「今から家に帰れば遅くなるだろう!この前泊めてもらった礼に遊も今日は泊まって行け!」
遊:「ありがとう、杏寿郎」
不:「世話かけるなァ」
杏:「遊は馴れ馴れしいな!そして、不死川は帰れ!」
不死川はしゅんとして帰っていった。
千寿郎と怜はまた遊にいろいろなことを教えてもらい、眠りにつき、は研究があるからと先に部屋へと戻った。
遊と杏寿郎は2人で縁側に座り酒を飲むことにした。
遊:「杏寿郎はのこと好きか?」
杏:「遊はいつからそんなに俺と親しくなった!?」
遊:「いいじゃないか、そんな小さい男じゃないだろ、きっと杏寿郎は。それに多分俺の方が歳上だぜ?俺22だよ」
杏:「む、むぅ。俺は20だ…。」
遊:「ほらな。で、のこと好きなのか?」
杏:「あぁ!好きだ!許嫁がいると聞こうとも、諦められないくらいにはな!」
遊:「そうか…。だと思ってたよ。杏寿郎、杏寿郎から見て俺はどんな男に見える?」