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優しさに溢れた君は…[鬼滅の刃/煉獄落ち]

第3章 柱合会議


そして柱合会議の日になった。
杏寿郎は産屋敷邸に行く前にたちと約束した場所へと向かった。

杏:(少し早く着いてしまいそうだ。まだ少女たちが着いていなければ、サツマイモの菓子でも食べて待っていよう!)

そう思いながら向かっているとそこにはもう達がついて待っていた。

杏:(なんだ!もう着いていたのか!そういえば驚かせるなと言っていたなでは今から呼びかけてみよ…)

その瞬間杏寿郎は言葉を失った。
甘味を食べながら、美味しいねと怜に笑いかけるがあまりにも可愛らしかったからだ。

杏:(よもや…可愛らしい女子だとは思っていたが、怜少女と2人だけの時に見せる笑顔はことさらではないか…よもや、よもやだ…。)

そして落ち着け杏寿郎、と自分に言い聞かせ2人の元に近づいていった。


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たちはというと

怜:「先生、少し早く着きすぎたのではありませんか?」

:「怜に甘味を食べさせてあげたかったのよ。だから私の中では時間通りよ。」

怜:「何故です?この時間にも救える人はいますよ。それなのにいいんですか?こんな、甘味なんて」

:「確かにその通りね。でもね、怜、たまには休息も必要よ。ずっと気を張っていたら疲れて、いざという時に正確な判断ができなくなってしまう。間違った判断を怜にしてほしくないし、怜の前で私も判断を間違えるわけにはいかない。正しく人を治療するために、私たちに必要な時間なのよ。だから今は楽しみましょう?さぁ、怜は何にする?」

怜:「私はまだまだ先生のようにはなれませんね…。私はあんみつにします。」
怜は悲しい笑顔を浮かべながら言った。
は怜にとって、憧れだ。優しく、賢く、強い。この人にずっとついていきたいと思っている。だが一緒に過ごせば過ごすほど、この人のように私はなれないと思ってしまう。それが悲しく、寂しいのだ。

:「すみません。あんみつを2つお願いします。」
は店の者にあんみつを2つ頼んだ。
しばらく経ち、2人の元へそれが運ばれてきた。
そして食べている途中は食べる手を止めて言った。
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