第7章 鬼舞辻無惨
しのぶはに一緒に任務に向かうことを伝えていた。
:「皆さんと一緒に…ですか?」
胡:「はい、お館様からの命なので。」
:「任務先はどこですか?」
胡:「言っても分からないとは思いますが…西にある鉢ヶ岳村というところです。」
:「!?…いいえ、よく知っていますよ。そこは鬼のような人間がいる村です。」
胡:「?どういうことですか?」
:「いえ、何でもありません。そこには私だけが向かえばいいのですね?怜は必ず連れていかずともいいのですね?」
胡:「ええ、お館様が出していた名前はあなただけだったので。心配だから置いていかれるのですか?」
:「…えぇ、今回は置いていきます。」
そして鉢ヶ岳村に行く日がやってきた
怜:「なぜです!私も一緒に連れて行ってください!現場にはいつも一緒に連れて行ってくれたではないですか!」
:「危険だからよ。怜のことを危険な目に合わせたくないのよ。」
怜:「危険なら尚更です!先生のそばにいたいです!」
:「頼むから言うことを聞いてちょうだい。怜、私としのぶさんがここを離れるのよ?今まで2人や4人で対処してきたことを、アオイさん1人に怜は任せっきりにすると言うの?」
怜:「っ…。分かりました。今回は待っています。その代わり、絶対生きて帰ってきてくださいね!」
:「分かったわ。約束する。」
2人は指切りを交わした。
胡:「お話は終わりました?そろそろ向かいます。」
:「終わりました、今行きます。怜、アオイさんと仲良くするのよ。それじゃ」
胡蝶とは鉢ヶ岳村へと向かうため、蝶屋敷を出て行った。