第7章 鬼舞辻無惨
前の柱合会議から3ヶ月しか経っていないが、緊急柱合会議が開かれた。今回はこの柱合会議には参加していなかった。
産:「今日緊急で、柱合会議を開いたのは他でもない、鬼舞辻無惨が現れたからだ。」
柱「っ!?」
宇「一体どこに現れたんですか!?」
杏:「どんな姿だったのだろう!?」
産屋敷は黙って口の前で人差し指を立てた。
産:「西の方にある、鉢ヶ岳村というところだよ。村人がほとんど全員殺されたそうだ。何人かは生きているみたいだけどね。そこで柱である君たち全員でそこへ向かってほしいんだよ。」
不:「鬼舞辻が現れたのなら、確かに全員で行くべきだ。」
産:「ありがとう、実弥、分かってくれて。そこで、みんなと一緒にも連れて行って欲しいんだ。」
小:「お言葉ですがお館様、本当に鬼舞辻無惨がいたとしたら、などがいては存分に戦えません。」
産:「確かに1人ならそうかもしれないね。でも今回は9人で行くんだ、それなら1人くらいなら守れるんじゃないかな?それに、なら僅かな生き残ってる人たちのことを助けてくれると思うんだけど、違うかな?杏寿郎、小芭内、実弥、義勇、しのぶ」
杏寿郎は危険な任務に付き合わせたくないと思っていたから、他の3人は存分に戦えないと言う意見だったから、名前を呼ばれた男性陣は答えられなかった。
胡:「たしかに、彼女の力量があれば、多くの人を救えます。この前も私が諦めた隊士を彼女は救いました。」
産:「知っているよ。だからのことも一緒に連れて行って欲しいんだ。生きている人たちのために。」
柱たちは渋々ながら了承した。