第5章 再会
遊の病院に着くと、遊が扉の前まで迎えにきていた。
遊:「遠いところからよくいらっしゃいました。」
:「こちらが私の知り合いでこの病院の先生です。これからおばあさんの身の回りのことは彼がやってくれるので、ぜひ仲良くしてくださいね。」
老:「わざわざありがとうございます。頑張ってすぐ治しますから。」
遊:「小さな町ですからそんなに忙しくなることもないですし、焦らなくて大丈夫です。ゆっくり確実に治していきましょう。一緒に。」
千:(この方がさんの許嫁…爽やかで優しくて、非の打ち所がない…)
怜:「先生、この方は?」
:「怜と千寿郎くんにはまだ紹介してなかったわね。彼は昔からの知り合いでこの町では1番の医者よ。代々ここで医者をやってるの。」
遊:「初めまして。神野藤遊です。君がの弟子の怜ちゃんだね。が君がいてくれていつも助かってると褒めていたよ。これからも、を支えてあげてね。」
怜の頭を撫でながら言うと
怜:「先生がそんなことを…。…はい。」
怜は顔を赤くしていた。
遊:「、みんなで今日は泊まってったらどうだ?今から帰ったら夜遅くなるだろう。」
:「そうね…じゃあそうしようかな。でも4人もお邪魔して大丈夫なの?」
遊:「部屋ならたくさん余ってるから心配するな。」
:「ありがとう。今日はここに泊まらせてもらいましょう。」
3人に泊まる旨を伝えた。
杏寿郎も今日の任務は休みだったため了承した。
5人は夕食を一緒に食べ、千寿郎と怜も遊になつき始めていた。
杏寿郎はというと、終始何も喋らなかった。
遊:「そうか、千寿郎くんは本を読むのが好きなのか」
千:「はい!僕は武術ができないので、勉学に励むしかないんです。」
遊:「武術ができなくても人を助けることはできるからね。いいと思うよ。怜ちゃんは何が好きなのかな?」
怜:「先生と話すことが好きです…!」
遊:「のこと大好きなんだね。じゃあそんな2人に後で書庫を案内するよ。」
「「書庫ですか?」」