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優しさに溢れた君は…[鬼滅の刃/煉獄落ち]

第19章 何故


杏:「出ないな…。」

それから2、3回かけたがが出ることはなく、送ったメッセージに既読も付かなかった。

それから1週間が過ぎた。

杏寿郎はずっとソワソワしていた。流石に1週間も連絡がつかないと、自分が待たせたこと以外にも何かあったのではないかと不安になってきたのだ。

宇:「なんでそんなに落ち着かないんだ?お前」

不:「どうせから返事がこねぇからだろォ」

杏:「不死川!なぜわかる!」

不:「お前が動じるのなんて、のことくらいしかねぇだろうがァ。」

宇:「よし!今日は飲み行くか!久しぶりに冨岡も誘って、話聞かせろ!」

不:「あいつ絶対いらねぇだろォ?」


4人は帰りいつもの場所ではなく、駅の近くのバーに向かった。


杏寿郎は全てを話した。

不:「あの先生がそんなことする人だったとはなァ」

宇:「確かに嘘をついたのはいけねぇけど、煉獄もちょっと言い過ぎたんじゃねぇのか?」

冨:「…驚いた…」

不:「お前はしゃべんなァ」

宇:「今のは普通の返しだったろ。」

杏:「俺も今振り返るとそう思うが、やはりが傷ついたのだと思うと許せなくてな。」

宇:「まあでも誤解とは言え、は煉獄に遊ばれたと思っただろうな。」

不:「お前らはなんでいつもそうなんだァ?」

杏:「俺が1番そう思っている。何故いつも一筋縄では行かないんだ。」

宇髄がまぁ元気出せよと言おうとすると

カランッ

との肩を抱いた知らない男が入ってきた。

もちろんそこにいた全員が驚いた。

:「…っ、すみません、郡司先生、違うお店に行きましょう」

郡司と呼ばれた男は返事をして2人は踵を返した。が杏寿郎がの手を掴んでいた。


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