第18章 もう一度
遊はとしのぶに連絡し飲みの約束をすでに取り付けていた。
遊:「おつかれ、準備終わった?」
:「お疲れ様、うん、もう行ける。」
2人はロッカーを出て、しのぶのところへと向かった。
:「お疲れ様です。胡蝶さんいます?」
薬剤師A:「さっき上がったのでもうすぐだと思いますよ」
:「分かりました、ありがとうございます。…遊、ガチガチすぎるでしょ…」
遊:「…いや、緊張するだろ…」
:「2人きりじゃないんだから、全く、これからどうすんの?」
胡:「お待たせしました。誘っていただいてありがとうございます。」
:「お疲れ様です。私服そんな感じなんですね。」
胡:「はい。変でしょうか?」
:「いえ、似合ってますよ。ね?遊」
遊:「…はい…めちゃくちゃ可愛いです…」
胡:「そ、そんなこと…」
:(待って、こんな雰囲気の中私過ごすの?お邪魔虫すぎる。タイミング見計らって出よう。)
遊:「…それじゃあ、行きましょう」
3人はいつもの場所へと向かった。
するとそこに他のもの達はもう着いていて
ガラッ
杏:「遊!待って…」
宇:「遊じゃねぇか!久しぶりだな!」
宇髄が杏寿郎の口を慌てて押さえながら言った。
遊:「みんな来てたのか!偶然だな!」
不:「隣に来いよォ」
宇:「胡蝶もいんのか!」
胡:「宇髄さん、お久しぶりです。」
:「皆さんお知り合いなんですか?」
蜜璃が料理を運んできながら答えた。
蜜:「しのぶちゃんは私と友達で常連さんなの!だから、よく来てくれる宇髄さん達とも話したことがあるのよ!」
遊:「俺と杏寿郎は昔から知り合いだったから、その流れでな。」
:「なるほど…。」