第3章 柱合会議
終わってすぐは煉獄に申し訳ないと言った。
:「すみません、煉獄さん、ご迷惑をかけてしまう形になってしまって。」
杏:「迷惑だなんて俺は少しも思っていない!だから気にするな!それに俺には怜少女と同じくらいの歳の弟がいる!友達ができたときっと喜んでくれるだろう!」
怜:「別にまだ会ってもないんだから、友達になれるかどうかなんて分からないじゃないですか。」
杏:「千寿郎は良い子だから、きっと仲良くできる!」
:「怜も良い子だからきっと仲良くなれるわね」
怜の頭を撫でながらいった。
その時蜜璃が声をかけてきた。
甘:「ちゃんと、怜ちゃんて言うのね!私は甘露寺蜜璃よ!煉獄さんの継子だったのよ!だから、ちょいちょい遊びに行くわね!」
:「甘露寺さん、ですね。継子…とはなんですか?」
甘:「甘露寺さんなんてそんな!蜜璃で良いわよ!継子っていうのは弟子みたいなものね!ちゃんにとっては怜ちゃんが継子のようなものね!」
:「なるほど…。教えてくれてありがとうございます。蜜璃さん」
伊:「甘露寺、こんな正体のわからないような奴らに俺たちのことなど教える必要ない。大体、その辺を歩いていたただの医者かもしれない。腕利きかも分からない。そんなやつら俺は信用しない。」
甘:「伊黒さん酷いわ!そんなこと言うなんて!きゅんきゅんしないわ!」
伊:「甘露寺…汗汗」
怜:「伊黒さんと言いましたか。先生は腕利きの医者です。先生にさっき言ったこと、謝ってください。」
伊:「俺の名を気安く呼ぶな。謝る気もない。」
:「そう思われても仕方ないわ。怜。皆さんに私たちのことを信用してもらうには確実に実績を出していくしかないわよ。」
不:「その通りだぞォ。俺がしっかり見て、実績を積めなければ、すぐにお館様に言って追い出してもらうからなァ。精々精進しろよォ。」
:「はい、機会をくださりありがとうございます。」
不死川はありがとうなどと言われるとは思っていなかったので拍子抜けしてしまった。自分の言葉に納得された伊黒もそれは同じだった。
怜:「…はい。」