第13章 不安
宇:「ついに煉獄の嫁になったか!派手にいい指輪じゃねぇか!」
:「…はい。杏寿郎さんが選んでくれたみたいで…すごく素敵ですよね…」
宇髄がお酌していたの手を取り、は顔を真っ赤にしながら答える。
杏:「宇髄!勝手に触れないでもらいたい!ましてや、酌をしてる途中など、瓶を落としたりして怪我でもしたらどうする!」
宇:「その時は、この俺様が派手に庇ってやるよ。、煉獄に何かされたらいつでも来い。俺が嫁にもらってやる。」
杏:「その必要はないのでな!そんな心配はすることない!!あまり宇髄のそばに寄るな!」
:「大丈夫だと思いますけど…分かりました。」
少し苦笑いしながらは不死川の方に行った。
不:「悪りぃなァ。自分でもできるから無理しなくていいぞォ?」
:「いいんです、不死川さんには何回も助けられてますし、お酌くらいさせてください。」
不:「俺はお前に何もしてやれてねぇよォ…」
:「そんなことありませんよ。不死川さんに何度も救われました。」
不:「ありがとうなァ。も飲んだらどうだァ?」
杏:「ダメだ!今日は俺の家ではないからな!!飲みたいのなら、家に帰ってから2人で飲もう!」
不:「煉獄はの用心棒なのかァ?」
宇:「おい煉獄、あんまりしつこい男は嫌われるぞ?」
杏:「よ、よも…、嫌だったか?嫌だったのなら…」
:「ふふ、嫌ではありませんよ、ただお酌するくらいは許してくださいね?」
杏:「む、むぅ、分かった!俺が見てるところでなら構わん!」
その場にいた全員が分かってないなと思うのだった。