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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第7章 麗しの君は 宇髄裏夢


「鼈甲!?お姉さんお目が高いねぇ」

「でも、お姉さんならこっちの銀製のがオススメだがね」



確かに今の俺ならな。
ってことは那岐にも似合うんじゃね?



まあ、あいつが結い上げてるの見たことねえけど。
あ、遊郭の時は結ってたか。

後で、冨岡辺りに売り付けてやろうかと思いながら、他にも目を向ける。

さすがは小間物屋なだけあって女が好みそうな物が揃っている。



「なぁなぁ、お姉さん。暇なら俺らと一緒に良いとこ行かない?」



おー、俺に声かけるとは良い趣味してるな。



それらしく振り返ると、そこにはいかにもな風体の男が二人。

カタギじゃなさそうだ。




「だぁれ?お兄さんたち」


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